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【助産師が解説】男の子が生まれる人の特徴

[2022.12.05]

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赤ちゃんを授かりたいと思った時に、男の子が欲しいという方もいらっしゃるかもしれません。または、ご主人が男の子を望んでいたり、家業を継いで欲しいなど家庭の事情で男の子を希望する方も少なくありません。

周囲で兄弟や3兄弟を育てていたり、男の子が多い家庭はありませんか。男の子ばかり生まれる人には体質などの特徴があるのでしょうか。今回は、男の子が生まれやすい人の特徴についてお伝えしていきます。

赤ちゃんの男女産み分けとは?

希望の性別を授かりやすい環境に近づけることを「産み分け」といいます。性別を決めるのは性染色体と呼ばれるものです。性染色体がXXなら女の子、XYなら男の子になります。卵子はX染色体しかありませんが、精子にはX精子とY精子の2種類があり、どちらの精子と受精するかによって性別が決まります。

つまり性別を決めるのは精子側になります。X染色体とY染色体はそれぞれ真逆の性質があります。この性質を生かし、希望の性別を授かりやすいように環境をコントロールすることを産み分けといいます。

男性、女性ともに排卵日前後のセックスに備え、射精時に希望の性別の精子に優位な環境を整えておくことで産み分け成功の確率が上がります。

女性の膣内は、普段は異物が入りにくいように酸性の環境になっています。しかし、排卵日前後の女性の膣内は、精子を受け入れやすくなるように子宮頸管粘液が酸性からアルカリ性に変化します。この変化を利用することで、性交のタイミングをとるベストな時期が変わってきます。

また、精子はX精子とY精子の数や性質が異なるので、排卵日前後までに精子の数やコンディションを整えておくことが大切です。

男の子が生まれやすい人の特徴は?

男の子が生まれる確率は約50%ですが、性別は男性側の精子で決まるとお伝えしました。ここで、男の子になるY精子の特徴について説明します。

男の子が生まれやすい人の特徴は?

男性の中にはX精子を多く持つ方、Y精子を多く持つ方など男性の体質によって、性別が決まる可能性が高いです。よって男の子になるY精子が優位になりやすいケースはあるでしょう。とはいえ、必ずしも男の子が生まれるわけではなないことと、それぞれの精子の特徴や性質を生かしてコントールできる範囲で、産み分けにトライすることはできます。

赤ちゃんの性別はいつ頃決まるの?

赤ちゃんの性別は、受精をした際にお母さんからはX染色体、お父さんからXまたはY染色体を1本ずつもらうので、XXであれば女の子、XY精子であれば男の子になります。赤ちゃんの成長発達に伴い少しずつ外性器が分化していきますが、見た目にはまだわかりません。妊娠8週頃になると精巣や卵巣ができ男女の区別ができ始めます。妊娠12頃になると、赤ちゃんの外性器が完成し、エコーなどで観察できるようになっていきます。

赤ちゃんの性別判定にはどんな方法があるの?

赤ちゃんの性別を判定する方法は、簡易的なものから精度の高い方法などいくつかあります。

  1. 経腹超音波(経腹エコー)
  2. ベビーナブ
  3. その他

経腹超音波(経腹エコー)

妊婦健診の際に医師が経腹超音波で赤ちゃんの成長発達を観察します。早ければ妊娠15週くらいからタイミングがよければ赤ちゃんの性別がわかることがあります。通常は妊娠17〜18週くらいから妊娠20週の前半ごろまでは赤ちゃんの大きさからも性別が判定しやすい時期です。男の子であれば突起物のようなシンボルが見えたり、女の子であれば葉っぱやハンバーガーのような形が見えたりします。しかし、臍の緒が近くにあったり、太ももを閉じていると見えづらく、赤ちゃんの姿勢や位置次第ともいえます。

また、男の子の場合は、しっかり見えると判断しやすいのですが、女の子の場合は少しわかりづらいことも多いです。

エコーでの性別判定は100%の確定診断ではないので、生まれてくるまではどちらの可能性もあることを心に留めておくと良いかと思います。

ベビーナブ

欧米では妊娠初期に早くに性別がわかる「ベビーナブ」という判定方法があります。英語で「baby nub」と表しており、「赤ちゃんの小突起(こぶ)」とういう意味です。判定方法は超音波検査(エコー診断)にて赤ちゃんから出ている突起の角度を見て見分けます。

突起とは性器のことではなく、足の付け根辺りに存在している、「性器になる前段階の突起」(生殖結節)を指しています。男の子なら「ペニス」、女の子なら「クリトリス」になる部分です。横向きの赤ちゃんの背骨を0°としたとき、突起の角度は何度かを測定することで、性別を判定します。

​​男の子であればナブと背骨の角度が約30°以上、女の子であればナブと背骨の角度が約10°以下と言われ、妊娠10週〜11週くらいから判定ができると言われています。日本では欧米と比較し性別判定の方法として普及しているわけではないこと、確定診断ではなく赤ちゃんの向きによって、タイミングが合えばわかるかもしれないというくらいの気持ちでいた方が良さそうです。

その他

赤ちゃんの性別判定にはネットなどでもたくさんのジンクスや迷信のようなものがあります。いくつかご紹介します。

​​お腹が前に出ている時は男の子。横に丸く出ている時は女の子。
つわりが軽ければ男の子。つわりが重ければ女の子。
妊娠して顔つきがキツくなると男の子。柔らかくなると女の子。
つわりがひどいと女の子。つわりが軽いと男の子。

これらははっきりとした科学的根拠があるわけではありませんが、ご自身の体調の様子で男の子かな?女の子かな?とワクワクしてしまいますよね。

赤ちゃんの性別判定はいつ頃分かる?

一般的に赤ちゃんの性別は、経腹エコーの場合、赤ちゃんの向きによって早ければ妊娠15週くらいからわかることもありますが、通常は妊娠18〜20週前半が見えやすい時期です。赤ちゃんの向きによっては生まれるまでどちらかわからないということもあります。

ただし、経腹エコーの際は、医師は赤ちゃんの成長発達を詳しくみており、あまり性別を重視していないことも事実です。性別を知りたい場合も、「もしわかったら教えて欲しい」くらいで伝えておくと良いかと思います。

男の子が欲しい時はどんな産み分け方法があるの?

シェトルズ法

男の子を授かるにはY精子と卵子が受精する必要があります。男の子の産み分け方法として、シェトルズ法があります。シェトルズ法は男の子になるY精子に優位な環境で性交を行います。Y精子の特徴は、X精子の倍の数があり動くスピードが速いことです。アルカリ性で酸性に弱く、X精子と比較し寿命が短いです。

  1. 産み分けセックスの準備として、精子を増やしておくために最低5日前まで禁欲してY染色体を増やしておきます。
  2. 事前に基礎体温、排卵検査薬、クリニックでのエコー検査で排卵日を正確に特定することが重要です。
  3. 女性の膣内はもともと酸性ですが、排卵期になると妊娠に備え酸性度が弱まっていきます。排卵日当日は女性の頸管粘液がアルカリ性になるためY精子にとって有利なのです。よって排卵日当日に産み分けセックスを行います。
  4. Y精子の運動性と寿命から、深い挿入で精子が卵子に到達する距離を短くすること、女性がオルガズムを感じることでよりアルカリ性の頸管粘液が出るため時間をかけたセックスを推奨しています。

リンカル錠の内服

リンカル錠とは、鉄分が含まれた天然カルシウム剤やリン酸カルシウムのことをいいます。男の子を希望される方のための体質改善のサポートをするサプリメント食品です。元々は、無脳児と呼ばれる赤ちゃんの障害を予防する目的で作られました。

すると、リンカル錠を飲んでいた妊婦さんが全員、正常児を出産しただけでなく、80%が男の子を出産したため産み分けにも活用されるようになりました。

妊娠前の最低2ヶ月以上前から毎日飲むことで、男の子を授かる確率をあげると言われています。妊活中から、何かできることはないかと考えている方にとっては選択肢の一つでしょう。

男の子が欲しい時の気をつけたい生活習慣とは?

排卵日の特定

排卵日の特定は妊娠を目指す上でとても大切です。産み分けだけでなく、妊娠率も下がってしまいます。特に男の子を授かりやすくするには排卵日の当日に夫婦生活を行います。

この時期は頚管粘液が精子を受け入れやすいアルカリ性となっており、Y精子にとてもよい環境となっているからです。排卵検査薬や基礎体温を併用して、ご自身の月経周期や排卵日の特定をするように日頃から意識してみましょう。

産み分けセックスまでの精液の量を増やしておく

Y精子はX精子と比較して2倍以上の数がありますが、アルカリ性で寿命が短いという性質があります。女性の膣内は酸性に保たれており、Y精子が膣内を通り生き残るにはとても厳しい環境です。よって、産み分けセックスまでに戦えるY精子の数を増やしておくことが大切です。

ストレスや睡眠不足の解消

ストレスや睡眠不足は精子の運動率や排卵にも影響を及ぼします。また、喫煙や過度のアルコール摂取は精子にはダメージがありますので、禁煙または1日の本数を減らすなどして生活習慣を整えていきましょう。

NIPTとは?

NIPTという言葉を聞いたことがあるでしょうか。​​NIPT(新型出生前診断)は、妊婦さんの血液から検出される赤ちゃんのDNAから、染色体の病気を調べるスクリーニング検査です。妊娠10週から調べることができます。これまでの血液検査の診断方法と比較して精度が高いとされています。

NIPTの他に精度の高い出生前診断として、絨毛検査や羊水検査などがありますが、これらは妊婦さんのお腹に針を刺して羊水を採取して調べるため、破水や感染、流産のリスクがあり、妊婦さんにとっては心身ともに大きな負担を与えるものでもありました。NIPTは採血をするだけなので、妊婦さんへの負担も少なく、赤ちゃんへのリスクもありません。近年ニーズが高まっている検査方法です。

通常、ヒトの染色体は常染色体(22本×2セット)と性染色体(XX.XY)の合計46本が正常です。しかし、染色体の数が多かったり少なかったり、形が異なることで特定の病気を引き起こします。よく知られているダウン症は21番目の染色体が3本あるため21トリソミーとも呼ばれます。

その他に18トリソミーや13トリソミー、性染色体の病気ではクラインフェルター症候群(XXY)、ターナー症候群(Xのみ)などが知られていますが、この他にも多くの染色体の病気があり、赤ちゃんに与える影響も、日常生活には影響のないものから、重度の病気になるものなど様々です。

これらの病気を事前に知っておくことで、赤ちゃんを育てるための最適な環境を整えることができたり、病気についての情報取集をすることができたり、ご両親のお気持ちを整理する時間を持つことができます。また、NIPTの目的は染色体の病気の有無を調べるものではありますが、性別もわかるので、エコーなどよりも早く正確に性別判定を行うことができます。NIPTを受けるかどうかはご夫婦でよく話し合い、病気が見つかった場合にどのように過ごしていくかもきちんと話し合っておきましょう。

助産師からのメッセージ

助産師 中友里恵

中友里恵

性別を決める性染色体や、赤ちゃんの病気がわかる染色体など、人の体はたくさんの組織から成り立っているのだなと思うと神秘的ですよね。医学が進歩しているので、以前はわからなかった情報が事前にわかるようになってきました。

性別もNIPTのような検査も期待通りの結果にならないこともあるかもしれません。しかし、赤ちゃんを授かりたいと思った時や授かった時の気持ちを大切にしながら、妊活中からパートナーとともに話し合い取り組んでいただけたらと思います。

私の周囲にも男の子3人のママがいるのですが、もともとは女の子が欲しいと言っていたのですが男の子が生まれたらメロメロになっています。育ててみるとまた違う思いが芽生えるのですね。

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