初期検査のご案内
当クリニックをご受診いただく患者さまには、初期検査をお受けいただいております。
検査結果をもとに分析させていただき、患者さんに合った、適切な治療方法をご提案させていただきます。
診療費用※保険診療には毎回診療費用が算定されます。
- 初診料/860円
- 再診料/約380円
主な初期検査項目

初期検査は、初診日に実施いたします。
初診時の検査(女性)
初診時に行う検査項目です。
当日の予約状況やお時間などによっては、複数日に分けて実施することもあります。
内診・超音波検査(必須)
内診では子宮や卵巣の位置や大きさ、硬さなど膣内の異常がないかを確認します。外陰部にただれや腫瘍などの異常がないかも同時にチェックいたします。
超音波検査では子宮や卵巣の形を画像から正確に確認することができます。これにより子宮筋腫や卵巣嚢腫などといった異常がないかを判断したします。
スクリーニング検査(必須)
スクリーニング検査項目
- 感染症
- 貧血検査
- 肝機能腎機能
- 血液型
- 甲状腺
- クラミジア抗体
- 凝固機能
- AMH
- 糖、ミネラルセット
初診時の検査(男性)
感染症採血(必須)
1年以内の他院の感染症データをお持ちの方は、すべての項目(HBV、HCV、RPR、TPHA、HIV、クラミジアIgG抗体、クラミジアIgA抗体)が揃っておりましたら採用しております。
精液検査(任意)
精子の有無や濃度、運動率や白血球数、精子の形態までを詳細に観察することができる検査です。
月経周期に応じて行う検査(女性)
月経周期に応じて行う検査項目です。
月経期
月経中に行う検査です。ホルモンの基礎値を見るために行います。FSH(卵胞刺激ホルモン)、LH(黄体形成ホルモン)、PRL(乳汁分泌ホルモン)を計測します。
その他、患者さんのお体の状態や必要に応じてオプションの検査項目をお受けいただく場合があります。
詳しくは、診療時にご案内させていただきます。
黄体期
黄体期に行う検査です。排卵したら卵巣(黄体)からE2(エストラジオール)、P4(プロゲステロン)のホルモンを計測します。
その他、初期検査のご案内
初診の方は、まずは無料Web説明会にて「一般不妊治療・体外受精」のオンライン説明会に参加していただくか、説明会動画をご覧ください。
他院からの転院をお考えの患者さんへ

他院から転院されていらっしゃる患者さんにつきましても、初期検査は全てお受けいただいておりますので、ご了承下さい。
初期検査は不妊治療を行う上での必要不可欠な「健康診断」

不妊症の原因はひとつだけとは限りません。いくつかの不妊要因が複雑に絡み合って関係している事例はとても多いです。まずはホルモンの基礎値や身体の健康状態、さまざまな疾患を調べる検査などを加えて、不妊を引き起こす原因として頻度の高い要素を多角的に分析いたします。
詳細な各種検査データをもとに、タイミング指導・人工授精・体外受精(顕微授精)などのさまざまな治療法を検討しご提案させていただきます。今後治療を進めていく上で、さまざまな判断の分岐点となる際にもより多くの情報データをもとに精査する必要があります。
初期検査は不妊治療を行う上での必要不可欠な健康診断のようなものとして捉えていただければと思います。仮に何らかのはっきりとした原因が見つかった場合には、これに対応する治療を早期に効果的に行うことが可能となります。
※初診の方は、まずは無料Web説明会にて「一般不妊治療・体外受精」のオンライン説明会に参加していただくか、説明会動画をご覧ください。