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【気になる!!】排卵検査薬を使った産み分け

[2022.10.05]

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産み分けをするには排卵日をきちんと把握することが大切です。排卵を確認するための方法のひとつに排卵検査薬があります。今回は排卵検査薬について、その仕組みや使うメリット、使い方などを解説します。

排卵検査薬とは

まず、排卵検査薬( 排卵日予測検査薬 )とは排卵のタイミングを予測できるスティック型の薬品です。自宅で使用できる尿検査キットです。排卵の直前に放出される「 黄体化ホルモン 」を測定します。薬局で購入することが可能です。より正確に排卵日を特定したい場合は、産婦人科クリニックや病院にて経腟エコーで診てもらうと良いでしょう。

排卵検査薬で排卵日がわかるしくみ

排卵の直前に黄体形成ホルモンが(LH)が最も多く分泌される

黄体形成ホルモン( LH )は普段から分泌されている女性ホルモンの一種です。排卵の前に分泌量が急激に増加します。排卵前に、黄体化ホルモン(LH)が急速に分泌されることをLHサージと呼びます。卵胞が成長して成熟すると、それの伴い卵胞から分泌される卵胞ホルモン(エストロゲン)の量が増加し、排卵の引き金となる黄体形成ホルモンが急上昇してLHサージが起こります。排卵検査薬はこのLHサージを確認し排卵日を予測しています。

産み分けゼリーに副作用はあるの?

排卵検査薬を産み分けに使うメリット・デメリットとは?

メリット:排卵前のタイミングが分かる

排卵検査薬を使うメリットは、薬局やインターネットで手軽に手に入り、使用も簡単なため、排卵前に妊娠しやすいタイミングがわかることです。

自分で排卵日を予測する方法としては一般的なものは基礎体温を毎朝測り、表につけていきます。起床したら、体を動かさずに体温計を口内の下の筋の所に入れるのですが、動いてしまったり、つけ忘れてしまい、なかなか正確に測れないという方も多いでしょう。

そして、妊娠しやすい時期を把握できるのは、基礎体温をつけ始めて、基礎体温が低温相(低温期)から高温相(高温期)に変化するグラフになり、排卵が起きたことが表にあらわれてからになります。この表から予測することが必要です。今はアプリで管理もできるようになりました。

排卵検査薬は黄体形成ホルモンの変化を測定するので、これから排卵が起こることを事前に把握することができます。妊娠の可能性が高いのは排卵日前の数日間なので、排卵が起こる前に妊娠しやすいタイミングが分かるのは排卵検査薬のメリットです。

産み分けでは、女の子は排卵日の2日前から、男の子は排卵日にタイミングをとることが良いとされているので、排卵検査薬で確認をすることは大切でしょう。

デメリット:予測できない人がいる

不妊治療中の方や月経不順の方には予測ができない場合があります。排卵検査薬が陽性にならない場合、無排卵の可能性もあります。
何周期か使用してもうまく判定できない場合は、受診するこことをお勧めします。

デメリット:予測できない人がいる

排卵検査薬を使うタイミング

生理が順調で生理予定日がわかる方

排卵検査薬を使いはじめるタイミングは次の生理予定日の17日前が目安になります。次の生理予定日の17日前から数日間に連続で排卵検査薬を使うと、検査の結果が陰性から陽性に変化するタイミングが起こります。

過去に検査をしてLHサージがうまく確認できなかった場合や、陽性か陰性かの判定に迷う場合などには、1日2回検査を行うことでよりLHサージをとらえやすくなります。

次の生理予定日の17日前に使い始める理由は、ホルモンバランスが乱れていたり、月経以上がない女性は通常、次の生理予定日の14日前」が排卵日となり、排卵日の約14日後に生理が始まります。

ここから逆算をすると、次の生理予定日の14日前頃がおおよその排卵日となり、そこから数日間さかのぼり17日前が排卵検査薬を使い始める時期になります。

生理不順で生理予定日がわかりにくい方

直近の2~3周期の中で最も短かった生理周期の日数をもとに次の生理予定日を予測して、その日から17日前を計算します。

以下の症状のある方は、排卵検査薬を使用する前に受診をし、医師に相談することをお勧めします。

  • 生理不順で毎回のように1週間以上のズレがある
  • 極端に経血量が多い

生理が順調で生理予定日がわかる方

排卵検査薬の使い方

排卵検査薬は、次の生理予定日の17日前にあたる日から毎日同じ時間帯に検査をします。

検査前の多量の水分摂取や、多量の発汗をともなう運動などは控えてます。これは尿中のLH濃度が変化してしまい、判定に影響する場合があるためです。

女の子を希望する場合は、判定ラインが陽性が出たらタイミングの機会を取ります。男の子の場合は判定ラインが一番濃い日にタイミングの機会をとると良いでしょう。

排卵検査薬を始めたばかりは色の変化でいつが排卵日に当たるのか判断しづらいものです。変化の記録を取っておくのも良いでしょう。

検査結果が常に陽性反応・陰性反応の方

検査結果がいつも変わらずに陽性反応や陰性反応が出る方は、異常がある可能性があります。不妊の原因になることもあるので、受診をして医師に相談をしましょう。

検査結果が常に陽性反応・陰性反応の方

排卵検査薬の購入方法

排卵検査薬はドラッグストアやECサイトで購入できる

排卵検査薬は「第1類医薬品」にあたり、ドラックストアやインターネットで購入できます。ただし海外製は専門の輸入品通販サイトで購入する必要があります。

第1類医薬品とは

第1類医薬品とは一般用医薬品(OTC医薬品)の1つで、一般用医薬品の中で最も副作用が生じる恐れが高い医薬品のこと。第1類医薬品は効果が高い分、副作用の危険も高いために特に注意が必要である。第1類医薬品を販売できるのは原則的に薬剤師に限られ、販売時には必ず購入者に対して薬の情報提供を行わなければならない。

ただし、例外的に登録販売者・一般従事者も「薬剤師の管理・指導のもと」という条件下に限って、第1類医薬品を販売できる。

第1類医薬品とは

排卵検査薬を選ぶ2つのポイント

排卵検査薬の種類は日本製のもの、海外製の物と種類が豊富です。ここでは選ぶポイントをお伝えします。

① 日本製と海外製の違い

使いやすさは日本製
  • 日本製は検査薬の形状がプラスチックのスティック型で使用するときに持ちやすい(海外製は紙製のスティックで使いにくい)
  • 説明書が日本語でわかりやすい
価格の安さは海外製
  • 海外製は価格が日本製と比べて安い(日本製は1本あたりの価格が¥300~500前後ですが、海外製は1本あたり50~100円前後で購入できます。海外製は、日本製と違ってセット売りの本数が多いことも特徴です。)

②感度が高いと早めに予測ができる

排卵検査薬を選ぶときのもう1つのポイントは、「陽性反応」がでる感度の違いです。LH(黄体化ホルモン)の分泌量は「mIU/ml(ミリ・アイユー・パー・ミリリットル)」という単位で呼びます。

排卵検査薬によっては検知する感度が違います。海外製は日本製と比べて感度が高いものが多いです。早めに知りたい方は感度の高い排卵検査薬を選ぶことをおすすめします。

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