食べ物で男の子の産み分けはできるの?
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男の子の産み分けにおすすめの食べ物を知る前に、妊娠の仕組みを知ることが大切です。妊娠の仕組みを知るとなぜ女の子の産み分けにこの食べ物が効果的なのかが理解できます。
赤ちゃんの性別はX精子が受精すれば女の子となり、Y精子が受精すれば男の子となります。
精子の特徴:X精子は酸性に強く、Y精子はアルカリ性に強い
女の子が産まれるX精子、男の子が産まれるY精子には、下記のような性質の違いがあります。
- X精子(女の子):酸性に強く、アルカリ性に弱い
- Y精子(男の子):アルカリ性に強く、酸性に弱い
この特徴から母体の膣内の環境が酸性に偏っていると女の子が、アルカリ性だと男の子が産まれやすいと考えられています。
膣の中は基本的に酸性で、排卵日が近づくにつれてアルカリ性に偏っていきます。
産み分けではこの特徴を利用して、男の子が欲しい場合は膣内をアルカリ性にしておくことで、男の子を産み分ける成功率が上がると考えられています。
男の子の産み分けで女性が摂ると良い食事とは
男の子が産まれるX精子には「アルカリ性に強い」という特徴があるため、男の子が欲しい女性はアルカリ性の食べ物を摂ると良いとされています。
しかし、何を食べたら男女産み分けに効果的かという点については、医学的に実証されているわけではありません。食事で人間の体液が酸性やアルカリ性に傾くのは一時的で、人間の体は常に体内のPH値を一定に保とうとする働きがあります。影響されるのは体内の血液や消化器官で、女性の膣内のPH値まで食事内容で調整することは難しいからです。
男の子の産み分けには女性はアルカリ性の食べ物
上記に述べた理由から、食べ物での産み分けは医学的に根拠がないことをお伝えしました。それでも少しでもやれることはやっておこうという方であれば、以下の食事を取り入れてみるのもいいかもしれません。
アルカリ性が多く含まれている食べ物とは?
食べ物の酸性・アルカリ性の違いは、食品自体に含まれているミネラルが酸性なのか、アルカリ性なのかによります。具体的にアルカリ性はナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル多く含まれている食品があてはまります。
アルカリ性の食べ物は、下記のような野菜や果物、大豆製品、海藻、きのこなどです。
アルカリ性の食べ物
- 野菜・・・ほうれん草、ごぼう、にんじん、玉ねぎ、トマト
- 果物・・・バナナ、りんご、パイナップル、スイカ、レモン
- 海藻・・・ひじき、昆布、わかめ
- 乳飲料・・・牛乳
- その他・・・大豆、梅干し、きのこ
アルカリ性の食事は野菜や果物を中心とした一般的に健康的とされる食品が多いので、産み分けのためだけでなく健康的な妊活のためにも取り入れたいものです。
男の子の産み分けで男性が摂ると良い食事とは
男の子の産み分けには男性は酸性の食べ物
女性のアルカリ性の食べ物とは反対に男性は酸性の食べ物を摂ります。酸性の食べ物といえば、炭水化物やたんぱく質のほか、乳製品や菓子類も酸性です。
精子が作られるのに3ヵ月ほど必要なため、産み分けをしたいと思ったらすぐに食事の見直しをする必要があります。
酸性の食べ物
- 穀類・・・米、パン、パスタ
- 肉類・・・牛肉、豚肉、鶏肉、卵
- 乳製品・・・バター、ヨーグルト、チーズ
- 嗜好品・・・チョコレート、菓子
- 果物・・・トマト、ぶどう、みかんなど酸味の強い果物
男性は性行為の前にコーヒーを摂取することで、精子のエネルギーを高められるという意見があります。
精子が作られるのに3ヵ月ほど必要なため、産み分けをしたいと思ったらすぐに食事の見直しをする必要があります。
イギリスの研究データ
イギリスでは以下のような研究結果が発表されています。食事による産み分けはまだまだ研究が進んでいきそうです。
男の子が欲しい女性は糖分をたっぷりとると効果的。女の子が欲しければ、摂取カロリーを減らすとよいかもしれない。そうした研究結果が、23日の英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)に発表された。
英エクセター大学(University of Exeter)のフィオナ・マシューズ(Fiona Mathews)氏率いる研究チームは、母親の食生活が産まれてくる子どもの性別に影響を与えるかを調査した。
調査では、胎児の性別を知らない初産婦740人を対象に、妊娠前後の食生活を詳細に記録してもらい、1日当たりの消費カロリー別に3つのグループに分けた。すると、男の子が産まれた人は、消費カロリーが最も高かったグループでは56%で、最も低かったグループの45%を上回った。
また、男の子が産まれた人では、カリウム、カルシウム、ビタミンC、E、B12など、栄養を幅広く摂取していることが分かった。具体的には、毎朝必ずシリアルを食べる人では、1週間に1回程度食べる人よりも男の子が産まれる確率がはるかに高かった。
研究チームは、過去40年間で新生児に女児が占める割合の方が高くなってきていることがこれで説明できるとしている。先進国では、肥満は増えているにもかかわらず、エネルギーの平均摂取量は減っていることが、研究で明らかになっている。朝食を抜く大人も増えている。
また、栄養が不足しがちな発展途上国では男児の割合が減りつつあるという事実も、栄養と性別決定の相関性を裏付けるものだとしている。
マシューズ氏は、こうした相関性は「自然防御メカニズム」のひとつだと指摘する。
環境が良ければ大半の生物では、1匹のオスが産ませた子どもの数は1匹のメスが産んだ子どもの数より多い。しかし環境が悪い場合は、オスよりメスの方が子孫を残せる可能性が高くなる。したがってメスは、栄養をたっぷりとった場合には「種の保存」のために子孫をより多く残せるオスの方を産む選択をするのだという。また、逆に、栄養がとれない場合はメスを産む方がより安全だという。
こうしたメカニズムはまだ実証されていないが、体外受精実験では、ブドウ糖や糖分が多いと男性胚の生成が促進され、女性胚の生成が抑制されることがわかっている。(c)AFP
産み分けで大切なのは規則正しい生活や食事
男の子の産み分けの仕組みや食べ物をご紹介してきました。食事による産み分けのデメリットがあることをしっかり理解しておく必要があります。
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ご夫婦で正反対の食事を摂らなければならない
夫婦で食事内容が違うのは現実的ではなく、せっかくの楽しい時間がつまらないものになる可能性もあります
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栄養のバランスが偏る
酸性やアルカリ性を意識しすぎてしまうと栄養の偏った食生活にもなります。糖質の多い食事は糖尿病や肥満につながるため注意が必要です。
まとめ
男の子の産み分けで効果があると噂されている食べ物についてお伝えしてきました。食事での産み分けは、医学的な根拠がないことを認識しましょう。食生活の見直すきっかけにして、産み分けに臨まれることをお勧めします。
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