体験者について
性別:女性
取材時の年齢:41歳
職業:病院勤務
趣味:ショッピング、犬、インスタを見ること
治療開始年齢と治療期間:33歳開始ー半年
36歳開始ー3年半
タイミング法:⚪︎
人工授精:6回

性別:男性
取材時の年齢:46歳
職業:自営業
趣味:ゴルフ、ジェットスキー
総額:約35万円

クリニック:鹿児島県鹿児島市
※以下のインタビューは、あくまでの卒業生の感想であり、登場する個人・法人に関する感想として、1つの参考情報として頂けましたら幸いです。
妊活・不妊治療中の方へ 応援メッセージ
今は医療も進んでいます。どうか前を向いて進んでください。不妊治療中は真っ暗でゴールの見えないトンネルをひたすら進んでいるような感じがします。ですが、必ず明るいゴールはきます。信じて突き進んでほしいです。皆さんがどうか、赤ちゃんを授かれますことを心から祈ってます。
インタビュー概要

質問:不妊治療を始められたきっかけを教えてください。

治療をしようと思われたきっかけを教えてください。

結婚したのがあまり早くなかったので、なるべく早く妊娠したかったためです。母親が長く不妊治療をしていたこともあり、体質は似るかなと思ったのもありました。まず病院に行って色々検査してもらった方が良いとアドバイスをもらっていたため治療にも進めました。
質問:治療の流れを教えてください。

治療の流れについて教えて下さい。

まず、基礎体温をつけ、タイミング法を試してみましょうということで、2ヶ月程試してみながら、全体的な検査も進めました。主人の精子の検査もすぐにしました。検査で、私に多嚢胞性卵巣(卵巣に多数の液体がたまった袋)ができ、卵巣の機能が障害される病気)があるとわかり、排卵誘発剤を打ちました。排卵誘発剤はとても痛かったですが、幸い第一子は病院に通って約半年で授かれました。
第一子の長女が年少になった時にやっとひと段落したので、きょうだいを作ってあげたいと思い、病院に通い、タイミング法を始めました。しかし、主人が独立したばかりで忙しい事もあり、なかなか協力を得られず、イライラした事も沢山ありました。
基礎体温を毎日つけ、タイミング法を試し、痛い思いをしながら排卵誘発剤を打ち、費用もかかりました。でもタイミングがなかなか合わず、主人は夜中に帰ってきてリビングで寝てしまって、そんなことも沢山ありました。
それでも一年半ほどで妊娠することができました。でも胎嚢が確認できた頃に流産をしてしまいました。流産の処置の際にスタッフの方の些細な言動が気になり、一度病院を変えました。でも新たな病院の先生には私の希望がなかなか通らず、結局元の病院に戻る事になり、改めて不妊治療を再スタートしまた。
年を重ね、焦っていたので人工授精からスタートしました。人工授精をしても、なかなか授かれず、気がつけば3年経っていました。ここの病院では、人工授精を5回して授かれなかったら、体外受精へ進む方針でした。その最後の人工授精で授かることができて、先生も鳥肌が立ったと言われていました。
質問:クリニックを選ばれたポイントを3つ教えてください。

クリニックを選ばれたポイント3つとその理由を教えてください。

知人からの紹介と先生との相性ですね。看護師さんと受付の方の愛想がとても良かったです。
質問:クリニックの良かった点を教えてください。

クリニックの良かった点を教えてください。

まず先生がとても丁寧で詳しく説明してくださるので一緒に頑張ろうという気持ちが伝わりました。人工授精の時に「妊娠しますように、成功しますように」と毎回祈ってくれてたことがとても嬉しかったです。受付の方の対応もとても良く、看護師さんもいつも励ましてくれました。
質問:大変だったことはどんなことでしたか?(検査・治療・お金・メンタル・仕事・・・)

検査・治療・お金・メンタル・仕事などで大変だったことはどんなことでしたか?

一番大変だったことはメンタルです。次にお金です。次に指定された日に通わないといけないこと。排卵誘発剤は痛かったけれど、これで授かれるなら痛みは耐えれると思いました。
欲しくて欲しくて、でも出来なくて。出来ても流産してしまい、周りの人の妊娠や出産を喜ぶことなんてとても出来ませんでした。上の子が幼稚園に通っていたので、周りは兄弟がいる子ばかり。とてもナーバスになっていた私は兄弟のいる子のママではなく、一人っ子のママと仲良くしたいなと思うくらいでした。
周りの何気ない一言もとてもネガティブに考えてしまい、とある人に「1人じゃ可哀想だよ、兄弟作ってあげなよ」と言われ、とても傷つきました。友達の妊娠報告、兄弟についての会話。どれもとても辛かったです。
一度、なんでも話せる友達の前で、過呼吸になる程泣いたこともありました。どうしてもあきらめたくなかった。私の今までの人生の中でここまで強く思ったことがあったかなと思うくらい、どうしてもほしくて仕方ありませんでした。
質問:不妊治療以外で取り組んだことはなんですか?

不妊治療以外で取り組んだことはなんですか?なぜそれをしましたか?

まずは健康管理、栄養バランスの取れた食事、規則正しい生活、葉酸を摂ることです。このことを徹底してました。
質問:お金について教えてください。

かかった費用について教えてください。

人工授精6回分=約120.000円
サプリ3年半+1年=216.000円
卵管造影=1万
主人の検査代=1万円 です。
質問:治療を続ける秘訣を教えてください。

治療を続ける秘訣を教えてください。

不妊治療は、とてもとてもメンタルがやられます。毎月1回のチャンスに賭ける訳ですから。生理予定日に少し遅れるともしかして…とドキドキして、何回フライング検査したかわかりません。毎月一喜一憂するのも、とても疲れました。
バレーボールをやっていたのですが、不妊治療中はあまり激しいスポーツはやらない方が良いと知り、好きだったバレーボールもやめました。主人の機嫌を損ねては、協力してもらえないし、健康でいてもらわなくてはチャンスを逃すし、主人に対しても気を遣い大変な思いをしました。
それでも続けられたのは、絶対に授かりたい!気持ちだけだったと思います。辛い治療を乗り越えられる秘訣は授かれた時の気持ちを想像する事。産まれた時にどんな自分になるのか、どんな赤ちゃんなのか、どんな家族になるのか、イメトレする事も大事だと思います。決してあきらめない事と授かりたい気持ちを忘れない事だと思います。
質問:ご夫婦で話し合ったことはどんなことでしたか?

ご夫婦で話し合ったことはどんなことでしたか?

どうしても授かりたいという気持ちを話し合ったことは良かったと思います。
質問:夫婦のコミュニケーションで意識していたことはなんですか?

質問:夫婦のコミュニケーションで意識していたことはなんですか?

主人の協力を得ないといけないので、機嫌を損ねないようにしたことです。
質問:お互いのサポートで嬉しかったことはなんですか?

ご主人様のサポートで嬉しかったことはなんですか?

流産してしまった時に、また頑張ろう、と前向きに声をかけてくれた事、この食事がいいみたいだよと、
私だけでなく主人も調べてくれてた事が嬉しかったです。
質問:ご夫婦で取り組んだことを教えてくだい。

ご夫婦で取り組まれたことはなんですか?

1人目の時はスケジュールアプリを共有した事でした。そして、亜鉛を多く含んだ食事を調べて作ってみたり、夫婦でサプリメントを飲んだりもしました。

なぜ、その取り組みをしましたか?

不妊治療については、とことん調べたので調べてこれがいい!と思ったことは全て試しました!
質問:治療中のストレス解消方法について教えてください。

どんなことでストレスを解消していましたか?

ショッピングや犬の散歩、インスタを閲覧する事です。
質問:仕事との両立はいかがでしたか?

お仕事との両立はいかがでしたか?

第一子の時は仕事をしていたので、希望したときに休みを取れるように先輩などに状況を話し、協力していただきました。
質問:参考にしたメディアはなんですか?

参考にした書籍や雑誌、メディアはなんですか?

Googleでひたすら、授かる為の栄養や、サプリなどを調べていました。私はコウノトリというアプリを使っていました!コウノトリがクチバシから袋を下げている姿がとても可愛く、気に入っていました。
質問:不妊の治療をされている方や検討されている方へのアドバイスをお願いします。

不妊の治療をされている方や検討されている方へのアドバイスをお願いします。

不妊治療は、辛いだけではありません。幸せのスタートです。悩んでいるその1日がもったいないと、治療の経験をした私は思っています。今、私のいとこが不妊で悩んでいて、私は真っ先に病院に行って検査することを勧めました。原因があってもなくても、自分とご主人の体を知ることは良いと思ったからです。
女性は妊娠できる年齢も決まっています。私は第二子を40歳で出産しました。迷っているなら前に進んでほしいです。私は不妊治療を選んだことや、諦めなかったことが今になっては本当に良かったと思っています。
何度も何度も泣いて、苦しんで、辛い思いをして、何年も何年もストレスを抱えてきました。それでも諦めませんでした。今は医療も進んでいます。どうか前を向いて進んでください。不妊治療中は真っ暗でゴールの見えないトンネルをひたすら進んでいるような感じがします。ですが、必ず明るいゴールはきます。信じて突き進んでほしいです。皆さんがどうか、赤ちゃんを授かれますことを心から祈ってます。