体験者について
性別:女性
取材時の年齢:38歳
職業:病院勤務
趣味:DIY
治療開始年齢:29歳
治療期間:2年
タイミング法:⚪︎
人工授精:3回
顕微授精:4回

性別:男性
取材時の年齢:39歳
職業:公務員
趣味:魚釣り
総額:約50万円

クリニック:広島県広島市
※以下のインタビューは、あくまでの卒業生の感想であり、登場する個人・法人に関する感想として、1つの参考情報として頂けましたら幸いです。
妊活・不妊治療中の方へ 応援メッセージ
自分がしたいこと、求めること、しっかり考えて人生を選択してください。
インタビュー概要

質問:不妊治療を始められたきっかけを教えてください。

治療をしようと思われたきっかけを教えてください。

結婚して2年経ってもなかなか子どもを授からず、近くのレディースクリニックに通いました。ダイエットや体温の測定なども行って気を遣っていましたが、それでも授かりませんでした。夫の転勤でもともと住んでいたところに帰ることになり、本格的に妊活に取り組もうと思いました。
地元のクリニックで検査や治療を受けましたが、うまくいかず。それに夫の精子が減少していることが判明しました。どうしても子供がほしかったので、不妊治療専門のクリニックを受診しようと決めました。
質問:治療の流れを教えてください。

治療の流れについて教えて下さい。

地元のレディースクリニックへ受診した際に、結婚から2年経っていたのですぐに不妊症の検査から始まりました。私は通水検査やエコー検査し、夫は精子の検査をしました。検査の結果、精子の数が少ないことがわかったので人工授精から開始しました。
人工授精を3回実施した後に医師の判断でこれ以上やっても難しいと言われ、不妊治療専門のクリニックを紹介されました。顕微受精を1回した後、凍結できた胚は2本でした。移植は合計3回実施し、それでも授からなかったので、その後再び顕微受精をしました。なかなか着床に至らず、免疫の検査(血液検査)や卵管の検査をしました。
質問:クリニックを選ばれたポイントを3つ教えてください。

クリニックを選ばれたポイント3つとその理由を教えてください。

治療実績と通いやすさ、不妊治療専門クリニックだったことですね。
質問:クリニックの良かった点を教えてください。

クリニックの良かった点を教えてください。

不妊治療専門のクリニックで、マタニティーマークをつけて来院しないなど、治療している方に配慮した取り決めがあったことです。
質問:大変だったことはどんなことでしたか?(検査・治療・お金・メンタル・仕事・・・)

検査・治療・お金・メンタル・仕事などで大変だったことはどんなことでしたか?

2年間ずっと失敗ばかりでした。しかも確実に受精卵がお腹にいるのに着床しなかったときもありました。治療する前は受精していないかもしれない、タイミングが合わなかったのかもなど言い訳ができましたが、確実に受精卵がお腹に入っているのに…どうして?と事実を受け止めることがしんどかったです。
夫が支えてくれなければ治療は続けられなかったと思います。一緒に外食したり、楽しいことを考えてくれたりした夫にはすごく感謝しています。
質問:不妊治療以外で取り組んだことはなんですか?

不妊治療以外で取り組んだことはなんですか?なぜそれをしましたか?

外食したり、旅行したり、夫と2人でないと楽しめないことをたくさんしました。子どもがいなくても楽しめることを探しました。
質問:お金について教えてください。

かかった費用について教えてください。

1回の顕微授精に75万、通院・お薬代に約10万かかりました。助成金は県から30万、市から10万受給しました。2カ所に申請しなくてはならず、手続きに必要な資料も多かったので時間がかかりました。
質問:治療を続ける秘訣を教えてください。

治療を続ける秘訣を教えてください。

失敗が続いてから、しんどくなってしまい、その後はできるだけ夫と一緒に受診するようにしました。仕事の調整はお互い大変でしたが、自分だけが大変じゃない、夫も頑張って調整してくれるのがとても嬉しかったです。夫も一緒の目標持って取り組んでくれていると思いました。
また一緒に医師の話を聞くことで、私から改めて「ダメだったよ」と結果を言わなくて良くなったので、一緒にその場で悲しめるというか…しんどさは半減したと思います。
質問:ご夫婦で話し合ったことはどんなことでしたか?

ご夫婦で話し合ったことはどんなことでしたか?

不妊治療をいつまでするか、子どもを授かることができなかったらどうするかなど、よく話していました。また治療する上でしんどいことを伝え、夫にはたくさん配慮してもらいました。
質問:夫婦のコミュニケーションで意識していたことはなんですか?

質問:夫婦のコミュニケーションで意識していたことはなんですか?

自分だけがしんどいと思ってしまうときは、ちゃんと夫に伝えました。また、夫の方では何もできないもどかしさがあって辛かったようなので、お互いに辛いところは伝えるようにしました。
質問:お互いのサポートで嬉しかったことはなんですか?

ご主人様のサポートで嬉しかったことはなんですか?

一番嬉しかったのは、なるべく一緒に受診してくれたことです。
質問:ご夫婦で取り組んだことを教えてくだい。

ご夫婦で取り組まれたことはなんですか?

妊活に関して、大きな制限はせず、一緒に外食を楽しんだり、ときにはお酒を飲むこともありました。できるだけ楽しくリラックスできることを探しました。

なぜ、その取り組みをしましたか?

ストレスが体に与える影響を考えて、できるだけリラックスして行えるようにと思っていました。でも治療中はやはり頑張りすぎましたかね。一旦治療を休んだときに、私に奇跡が起きて妊娠できました。
質問:治療中のストレス解消方法について教えてください。

どんなことでストレスを解消していましたか?

子供がいない友人、結婚していない友人と外食して、たくさん話しをすることです。
質問:仕事との両立はいかがでしたか?

お仕事との両立はいかがでしたか?

仕事との両立はとても大変で、男性の上司には不妊治療をしている事は言えませんでした。その後、上司が女性に変わり、不妊治療をしていることを打ち明け、何とか治療を続けることができました。
自分が信頼できる上司を見つけて話すことが1番だと思います。私は自分の仕事の予定が決まっていたので、休みを返上して仕事をしていました。1人目の不妊治療の時は、職場には支援制度もなく、有給休暇がすぐになくなりましたが、2人目の不妊治療のときには特別休暇が取得できるようになりました。
質問:参考にしたメディアはなんですか?

参考にした書籍や雑誌、メディアはなんですか?

Instagramで堀ママのアカウントを見つけ、よく参考にしていました。堀ママが書いた「血流が全て解決する」という本をよく読んでいました。
質問:不妊の治療をされている方や検討されている方へのアドバイスをお願いします。

不妊の治療をされている方や検討されている方へのアドバイスをお願いします。

自分がしたいこと、求めること、しっかり考えて人生を選択してください。