真美子さん（32歳）＆ 清志さん（32歳）NO.7

結婚当初からすぐに子供が欲しいと思っていたのですが、なかなか授かる事が出来ず、悩んでいました。もしかしたら妊娠しにくいのではないか、病院に早いうちから行った方が良いのかもしれないと思いました。最初は検査も兼ねて、地元の産婦人科に行きました。

検査の結果、夫の精子の数が通常よりも少ないと分かりました。
夫はとても落ち込んでいたのですが、精子の数が少ないからこそ、早くから治療していた方が早く妊娠出来る可能性があると思いました。そこで、本格的に不妊治療をしようと決めたのがきっかけです。

まずはタイミング療法で半年試してみましたが、妊娠できませんでした。その後，人工受精を2回して、その時に妊娠したのですが、8週目で流産してしまいました。続けて4回人工受精をしましたが、ダメでした。それから少し休憩を取り、また1回人工受精をしましたが、妊娠には至りませんでした。そこで、違う病院を紹介され、再度、夫の精子の検査をしたところ異常はないとのことでした。

私は、MRI、問診、内診、超音波検査、子宮頚がん検査、ホルモン検査、感染症検査、子宮卵管造影検査をして、チョコレート嚢胞と診断されました。最初はタイミング療法と排卵誘発剤で治療をしましたが変化がなかったので、チョコレート嚢胞の手術をする予定になっていたのですが、手術3日前に妊娠がわかり手術は中止になりました。

最初の病院から紹介されて今の病院に移りました。不妊治療で有名な病院で、とてもきれいなところだったのが選んだ理由です。

子どもを授かることができて良かったです。病院がきれいだったところと、いつも説明をしっかりしていただいたので安心でした。

当時は、パートに出て仕事していたので、週に1、2回病院に行くのが大変でした。調整しながら行っていましたが、仕事が忙しい時は、朝一から予約をして、午後から仕事に行っていました。仕事場の方にもあまり不妊治療をしてると言っていなかったので、休む時や午後出勤の時は気を使いました。

そして、私が治療していた当時は、今みたいに保険適用ではなかったんです。病院に行くたびに数万円かかり、苦しかったです。私がチョコレート嚢胞だから子どもが出来にくいのかもと思ったり、親類にとても辛い言葉を言われたりして、精神的にも肉体的にも辛かったです。

将来の話をいっぱいするようにしました。子どもが出来たら、こうしようとか、ああしようとか。いろいろと未来の話をしていました。そうすることで、現実になるかもしれないと思うようにしていました。

人工受精に補助金含めて65,000円、サプリに30,000円、治療費は約40万円かかりました。

治療費は、100万が限度と治療は40歳あたりまでと決めていました。
なかなかうまくいかなかった時に、夫婦2人でも仲良くして年をとっていこうと話し合いましたね。
出来なかったことを悔やむより、楽しいことを考えていこうとよく言ってました。

なんでもあったことは話して、困った時には2人で話し合って解決しようと決めていました。

なかなか妊娠出来なくて辛かった時に、夫が「ちょっと休憩しよう」と優しく声をかけてくれたことです。

夫は亜鉛を多く摂るように心がけました。精子の数が増えると言われていたので、食べ物やサプリでできることは試してみました。

私は、とにかく腰回りと足を冷やさないようにしました。夏でもなるべく白湯を飲んだり、体を冷やさないように心がけをしました。葉酸や青汁なども飲んでいました。

夫婦で、本を読んだり、ネットで調べて、妊娠しやすくなることをたくさん調べて取り組みました。

会社にはなかなか言いにくかったですね。数名の人には話をして、わかってもらえるようにしていました。そのため、時間の変更もスムーズに出来ました。知っている人は応援してくれてありがたかったです。

病院の口コミを見ていました。

不妊治療はとても大変で、辛い経験もするかもしれません。でも頑張ったら絶対にいいことがおきます！
私は辛くて苦しい経験をしたから、今とても幸せです。応援しています。