体験者について
性別:女性
取材時の年齢:37歳
職業:主婦
趣味:kpop
治療開始年齢:34歳
治療期間:1年半
人工授精:5回
体外受精・顕微授精:2回
(採卵した卵を半分ふりかけ、半分顕微にしました)

性別:男性
取材時の年齢:35歳
職業:ウェブ関係
趣味:ゲーム
総額:約28万円

クリニック:千葉県船橋市
※以下のインタビューは、あくまでの卒業生の感想であり、登場する個人・法人に関する感想として、1つの参考情報として頂けましたら幸いです。
妊活・不妊治療中の方へ 応援メッセージ
とにかく一人でモヤモヤしないで相談することをおすすめします。
今自分がやりたいこと、納得のいく選択ができることを願っています。
インタビュー概要

質問:不妊治療を始められたきっかけを教えてください。

治療をしようと思われたきっかけを教えてください。

これというきっかけは無かったのですが、2年ほど自己流で妊活をしており、その間に子宮内膜ポリープを取る手術を受けたりもしました。
なかなか子どもが授からず、何故だろう?という思いもあり、モヤモヤしていました。不妊治療をするかすごく迷いましたが、このまま治療をしないで、子どもをあきらめることはできないと思い、まずは不妊の検査だけでも受けてみようと思い治療に至りました。
質問:治療の流れを教えてください。

治療の流れについて教えて下さい。

夫婦で不妊検査を受け、ひと月後一緒に結果を聞きに行きましたが、特に問題なしでした。2年間タイミングを取っていて妊娠が難しかったので、もう少し確率の高い人工授精の方がいいかもしれないと言われました。検査を受けたその月から約半年人工授精をしましたが、妊娠できませんでした。
私から体外受精に移りたい旨を医師に伝え、説明会を受講し、採卵、体外受精と進みました。1回目の体外受精で妊娠したのですが、異所性妊娠で流産し、手術を受けました。流産から4カ月後に2回目の体外受精を行い、妊娠し、無事に出産できました。
質問:クリニックを選ばれたポイントを3つ教えてください。

クリニックを選ばれたポイント3つとその理由を教えてください。

家から近くて職場からも通いやすいところと、平日、土日も営業時間が長くて良かったです。
治療実績も良かったところもポイントですね。
質問:クリニックの良かった点を教えてください。

クリニックの良かった点を教えてください。

内診が痛くな位ですし、治療も検査もほとんど痛みがありませんでした。基本的に院長先生が一人体制で診ているので治療方針がぶれないのも安心でした。
質問:大変だったことはどんなことでしたか?(検査・治療・お金・メンタル・仕事・・・)

検査・治療・お金・メンタル・仕事などで大変だったことはどんなことでしたか?

診察の待ち時間が長く、外出も難しかったので疲れ切ってしまい…それが一番ストレスでした。診察の順番が回ってきても先生や看護師さんも忙しそうなので質問しずらい感じがありました。
自分たちでも不妊治療について相当調べましたが、医者と患者の知識レベルが違いすぎるので、なかなか診察の場ではスッキリしないで家に持ち帰ることが多かったです。自治体の不妊治療相談窓口に電話したことで、気持ちの整理が着いたり、経験者からアドバイスをもらい、気持ちが晴れました。
質問:不妊治療以外で取り組んだことはなんですか?

不妊治療以外で取り組んだことはなんですか?なぜそれをしましたか?

クリニックでいいと聞き、サプリは飲んでいました。エビデンスはないですが、ウォーキングやカフェインを控えたり、整体に行ってみたりしました。
質問:お金について教えてください。

かかった費用について教えてください。

不妊検査に夫婦合わせて約55,000円、人工授精に約132,000円。自治体の一般不妊治療費助成で50,000円の給付がありました。
体外受精・顕微受精に約75,000円(健康保険組合より付加給付が一月あたりの自己負担上限25,000円だった)です。
質問:治療を続ける秘訣を教えてください。

治療を続ける秘訣を教えてください。

医師以外にも相談したことだと思います。パートナーでもいいのですが、できれば不妊治療に詳しい専門家や経験者に相談できるといいと思います。私は自治体のピアカウンセラーさんでした。病院内でも看護師さんやカウンセラーさん、NPOやセカンドオピニオンなど、迷ったらまず相談してみると気持ちも楽になりましたし、気持ちの整理もつきました。
質問:ご夫婦で話し合ったことはどんなことでしたか?

ご夫婦で話し合ったことはどんなことでしたか?

不妊治療を始めること、治療方針や方法、ステップアップ、ステップダウンをするか、うまくいかなかった場合里親も検討するか、など、色々話し合いましたね。
当時の私の仕事のストレスがかなり大きく、不妊治療中に退職することもよく話し合い決めました。基本的に夫は私がやりたいことの背中を押すというサポートでした。
質問:夫婦のコミュニケーションで意識していたことはなんですか?

質問:夫婦のコミュニケーションで意識していたことはなんですか?

病院が夫の付き添い通院NGだったので、診察で話したことは全て私から夫へ伝えました。分からなくて調べたことなどもブログにまとめて共有してました。
質問:お互いのサポートで嬉しかったことはなんですか?

ご主人様のサポートで嬉しかったことはなんですか?

夫が不妊検査や治療することに前向きだったこと、わたしがやりたいことに背中を押してくれたことです。
質問:治療中のストレス解消方法について教えてください。

どんなことでストレスを解消していましたか?

推し活やウォーキング、ブログを書くことや、食べることです。
質問:仕事との両立はいかがでしたか?

お仕事との両立はいかがでしたか?

不妊治療をすることは上司に伝えていたのですが、仕事量の配慮などは支援体制はありませんでした。時間休などある程度自分のタイミングで取れたため、通院はできたましたが身体的には仕事との両立は負担でした。
もともと仕事へのストレスが強く、執着もなかったので休職ではなく退職することにしました。
質問:参考にしたメディアはなんですか?

参考にした書籍や雑誌、メディアはなんですか?

不妊治療をしているクリニックのブログを参考にしていました。
質問:不妊の治療をされている方や検討されている方へのアドバイスをお願いします。

不妊の治療をされている方や検討されている方へのアドバイスをお願いします。

私は自治体の不妊治療相談窓口に相談したことがターニングポイントだったと思います。
とにかく、一人でモヤモヤしないで相談することをおすすめします。今自分がやりたいこと、納得のいく選択ができることを願っています。