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【専門家が解説】教えて!化学流産って何ですか?

[2022.11.14]

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みなさんは、「妊娠検査薬で陽性が出たから病院に行ったのに、妊娠していなかった」という話を聞いたことはありませんか?妊活するカップルが不安になる、このようなケースは化学流産と呼ばれる現象が原因のひとつに挙げられます。今回は、化学流産について詳しく解説します。

化学妊娠(化学流産)とは?

妊娠検査薬で陽性が出たものの、超音波検査では胎嚢(赤ちゃんの入っている袋)が確認できない現象を「化学流産(化学妊娠)」と言います。化学流産で起こる出血は生理とよく似ているため、妊娠自体に気づかないケースも。

現在、化学流産は妊娠確定後の流産と区別するため、生化学的妊娠と呼ばれています。

化学妊娠(化学流産)とは?

化学流産の起こる5つの原因は?起こりやすい人の特徴は?

化学流産は、妊娠中のとても早い段階で起こる流産です。化学流産に限りませんが、妊娠12週未満で発生する「早期流産」では、以下の5つがおもな原因として挙げられます。

1.赤ちゃんの染色体異常

妊娠初期に起こる流産のおよそ60〜80%以上は、赤ちゃんの染色体異常が原因です。これは精子・卵子が作られる過程や、受精してからの過程で偶然起こるケースがほとんどです。この場合、かならずしも両親自身の染色体に異常があるわけではありません。

2.お母さんが高齢

お母さんの年齢が高いと流産しやすいと言われています。加齢によって卵子の染色体異常の確率が高まるからです。たとえば20代での流産率は10%ほどですが、40代では40%以上になるという報告があります。

3.子宮の病気

子宮形態異常(生まれつき、子宮の形が正常とは異なる病気)や子宮筋腫など、子宮にかかわる病気も流産の原因になります。

4.母体の内分泌異常

ホルモンが分泌されすぎたり、反対に分泌されにくくなったりする糖尿病や甲状腺の機能異常なども、流産との関連があるとされています。

5.母体の自己免疫疾患

自己免疫疾患とは、体の免疫システムが異物を取り除こうと必要以上に働いてしまい、正常な細胞や組織まで傷つけてしまう病気です。流産を繰り返す場合には、抗リン脂質抗体症候群という自己免疫疾患が原因である可能性があります。

繰り返す?予防はできるの?

化学流産になった後、次回は妊娠を継続できる場合が多いですが、稀に化学流産を繰り返すケースがあります。何度も化学流産を経験している方は、一度病院(婦人科)を受診するのをおすすめします。詳しい検査を受けて原因が分かれば、次の妊娠に向けて対策を取りやすくなります。

予防については、これをすれば化学流産を予防できるという方法がはありません。一般的に妊娠中に避けたいとされる、飲酒やカフェインの摂りすぎ、激しい運動などには注意するとよいでしょう。

繰り返す?予防はできるの?

化学流産の起こる時期や症状は?

通常、胎嚢が確認できるのは妊娠5週ごろになります。そのため、化学流産が確認される時期は、妊娠5週前後です。

化学流産による症状は、生理のような出血がある程度です。腹痛、気分が悪くなるなどの症状はほとんどなく、化学流産に気づかないまま過ごす方もいます。

基礎体温はどう変わるの?

基礎体温は通常、低温期と高温期のサイクルを繰り返します。これは女性ホルモンの働きによるもので、高温期は12~14日続きます。もし、高温期が16日以上続いた場合は、妊娠の可能性に気づけるでしょう。

しかし、化学流産が起きると基礎体温は下がり、低温期となります。高温期が長めに続いた後に低温期となった場合、化学流産が起こっていたのかもしれません。

妊娠検査薬はいつまで陽性になりますか?

妊娠検査薬が反応するのは、尿中のhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)と呼ばれるホルモンです。妊娠すると体内でhCGが多く作られ、尿中のhCG濃度が上昇するのです。

しかし、化学流産が起こると尿中のhCGも少なくなり、妊娠検査薬は陰性を示します。hCGが減るペースは個々で異なるため、妊娠検査薬が陽性から陰性になるまでの期間には個人差があります。

化学流産する確率はどのくらい?

化学流産は30~40%のカップルが経験しています。「意外に確率が高い」と思われる方も多いのではないでしょうか。精度のよい妊娠検査薬が身近になり、妊娠後すぐに陽性反応を確認できるため、多くのカップルが化学流産に気づくようになりました。

妊娠検査薬は、いわゆるフライング検査(生理予定日から1週間より前での検査)でも陽性を示すことがあります。しかしその後、病院での検査で胎嚢が確認できず、本来気づかないはずの化学流産に気づいてしまうケースも。

心の負担を減らすためにも、妊娠検査薬は使用が推奨される時期(生理予定日から1週間後以降)に使うとよいでしょう。

化学流産の起こる時期や症状は?

いつ病院へ行くべきですか?

もしも、なにか心当たりや不安がある場合には、病院を受診するようにしましょう。

病院を受診する時期は、生理開始予定日の2週間後(妊娠6週ごろ)にしましょう。超音波検査によって胎嚢が確認できるのは、妊娠5週ごろです。そして、胎嚢の中に小さな赤ちゃん(胎芽)が確認できるのは、妊娠5週後半から6週ごろです。この時期に胎嚢が確認できなければ、化学流産の可能性があることがわかります。

※産婦人科を受診されている方は、担当医の指示に従いましょう。

ただし、排卵時期がずれていれば、妊娠週数にもずれが出るため、赤ちゃんがまだ小さくて確認できないという場合もあります。そこで「受診時期をもっと遅らせたらいいのでは?」と考える方もいるかもしれません。

しかし、受診のタイミングが遅れると、異所性妊娠(子宮外妊娠)や胞状奇胎(異常な受精卵や、胎盤の組織が子宮内で増殖しすぎる疾患)などの発見の遅れにつながります。

病院を受診するタイミングは、早すぎても遅すぎても良くないことを知っておきましょう。

化学妊娠は治療するほうがいいですか?

化学流産は基本的に治療せず、経過観察となります。

ただし、目安として3回以上繰り返す場合には、何かしらの原因があることが考えられます。一度病院を受診して、医師に相談しましょう。

化学流産後の妊娠は可能ですか?

化学流産したからといって、その後妊娠しにくくなるわけではありません。妊活をあきらめる必要はないので、安心してくださいね。

助産師からのメッセージ

助産師 中友里恵

中友里恵

化学流産の大半は赤ちゃん側の原因で起こるため、決してお母さんが気に病む必要はありません。また、繰り返し起こることも少ないので、怖がり過ぎる必要もないでしょう。

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