「女の子が欲しい」「次は男の子」赤ちゃんの産み分けを望む方は多くいらっしゃるでしょう。

今では、産み分け方法には、基礎体温 をつけ、排卵日と性交渉のタイミングを調整する 「シェトルズ法 」「産み分けゼリー 」「サプリ」などの利用や、産婦人科で排卵日の特定をしてもらうなどの方法もあります。

古い昔、産み分けを望む人のために、約700年前の中国で産み分けカレンダーというものが誕生し、医師が使っていたそうです。

今回は、チャイカレという愛称で呼ばれている、中国産み分けカレンダーの歴史や当たる確率、そして「たった２つの入力だけで性別がわかる中国式産み分けツール」のご紹介をします。気になる方はぜひ試してみてください。

中国式産み分けカレンダーとは？

中国式産み分けカレンダーとは、今から約700年前の13世紀頃の中国で、科学者が中国王朝の宮中内の男女別出生記録を統計学的に計算して、作成された表のことを指します。 表は、王家の墓から発見されたといわれています。この表をもとに赤ちゃんを産み分けることを中国式産み分けと言います。

現在でも、中国では医師がこのカレンダーを参考にしているといわれています。赤ちゃんの性別を占う方法として、中国だけでなく世界中で利用されているようです。

中国式産み分けカレンダーが当たる確率

中国式産み分けカレンダーの当たる確率については、どなたも気になるところではないでしょうか？ 中国式産み分けカレンダーは世界中の人が試しており、その結果がSNSでも報告されています。

中国式産み分けカレンダーの当たる確率について、日本のサイトでは「中国人では約99％、アジア人は約90％、アメリカ人は約85％の確率で当たる」や「日本人は、基本的に中国人系・アジア人系の人種に近い方が多いので、アジア系の血の濃い日本人は中国式が当たりやすい」という情報があげられていますが、統計の取り方や医学的な根拠となるものがなく、その信憑性は定かではありません。

中国式産み分けカレンダーの使い方

中国式産み分けカレンダーは先述の通り、今から約700年以上前の13世紀に中国で作られたものです。 「受胎月」と「母親の数え年」を使って、赤ちゃんの性別を予想していました。

古代中国の出生記録をもとにした統計を用いて特定の日に授かった子供の性別がどちらなのか、カレンダーから読み取ります。

受胎月とは、受精して着床した月のことで、当時使われていた暦「太陰太陽暦（旧暦）」を使って計算します。
受精から着床までには数日かかるため、厳密な日にちではなく「月」という形になります。

数え年の計算方法

数え年には0歳がなく、生まれた年を「1歳」と考えます。
赤ちゃんはお母さんのお腹にいるうちから命を宿しているので、妊娠期間を年齢として考え、生まれた時点で1歳とするようです。その後、1月1日を迎えるたびに、1歳ずつ年を取ります。

対して、誕生日ごとに年齢を重ねる現在の数え方を「満年齢」と呼びます。満年齢から数え年を計算する方法をご紹介します。

たとえば、10月1日に生まれて満年齢が5歳の場合は、日付が9月30日の場合：7歳、日付が10月1日の場合：6歳と計算します。
神社での厄払い祈願、七五三詣ではこの数え年を使うので覚えておくといいでしょう。

太陰太陽暦（旧暦）の計算方法

中国式産み分けカレンダーが作られた頃に使われていた暦を「太陰太陽暦（旧暦）」といいます。
太陰太陽暦では1年が354日とされており、現在使われている西暦の「太陽暦（グレゴリオ暦）」と11日のズレが生じます。

太陰太陽暦を西暦にするには、天文的なデータをもとにした非常に複雑な計算が必要です。

中国式産み分けを簡単に計算できるツール

年齢や妊娠した月をもとに、産み分けカレンダーを見ながら赤ちゃんの性別を予測するのは楽しいことです。
しかし、計算が難しくてわからないという人もいらっしゃるでしょう。

そんな方のためにたった２つの入力でわかる！中国式産み分けカレンダー（チャイカレ）をご用意しました。

産み分けカレンダーの使い方

この中国式産み分けカレンダーは、女性の方の生年月日と子作り予定日を入力し、計算ボタンをおすだけです。

とても簡単なので、ぜひ産み分けの参考にお使いください。

中国式は出産時の母親の年齢が18～45歳対応です。

産み分けサポートアイテム

最後に

中国式産み分けカレンダーは「産み分け占い」とも呼ばれています。 先ほど述べましたように、統計の取り方や医学的な根拠となるものがなく、その信憑性は定かではありません。

「外れた」という方も多く見られますので、あくまでも生まれてくる赤ちゃんの性別を当てる占いとして、神社参りをするように、良さそうな日を見つけて使ってみてください。

希望の性別のお子さんを望む気持ちは十分理解できますが、こだわりすぎて妊娠のチャンスを逃したり、希望の性別を授かれずに後悔することのないよう、希望しない性別の赤ちゃんを授かる可能性があることは予め心にとめておく必要があります。