ご質問ありがとうございます。
生殖医療ガイドラインによると自然周期で凍結融解胚移植をされた場合は、妊娠4週から7週まで継続するとなっています。
またホルモン調整周期で凍結融解胚移植をされた場合は、プロゲステロン製剤投与は妊娠成立~最長妊娠12週まで継続するとなっています。ルテウム座薬による副作用が考えられる場合は、ワンクリノンやウトロゲスタンといった膣用剤へ変えてみるのも対策の一つです。ガイドライン上では膣用剤が第一選択になっています。
自己判断中止は大きなリスクがあります。自然排卵周期では卵巣からプロゲステロン分泌が行われますが、ホルモン調整周期の場合は、卵巣からプロゲステロン分泌はありません。投与を中止してしまうとホルモン供給が途絶えてしまい、流産に至るリスクが生じます。多くの不妊治療クリニックでは、中止をする時期は妊娠7週から9週までが多いかと思います。
2025.7.8 18:00