タイミング治療・人工授精

Timing treatment・artificial insemination

タイミング治療・人工授精Timing treatment・artificial insemination

タイミング療法

タイミング療法は、「最も妊娠しやすいタイミングに性交を行う」方法です。基礎体温や超音波検査、ホルモン検査などを参考にしながら排卵日を予測し、効果的な性交渉のタイミングをアドバイスします。もっとも自然な妊娠に近く、お二人にとって負担の少ない不妊治療です。

年齢など個々の条件は異なりますが、まずは検査の結果、きちんと排卵があって、精液所見に問題がなければ、タイミング療法から治療をスタートすることをすすめます。
自分で基礎体温をつけることで、ある程度の排卵日を予測することはできますが、実際には排卵が自分の思っているタイミングと異なっていることもあります。生理不順が見られる場合などは特に正確に予測するのが難しいかもしれません。自分たちなりのタイミングによる性交渉でなかなか妊娠できないときは、一度指導を受けてみることをお勧めします。

人工授精

卵子と精子が出会い授精する。この確率を高める治療法です。
一般にタイミング療法で妊娠しなかったときの次のステップとして位置付けられています。人工授精という名前から非常に特別な治療のように感じますが、実際にはほんの少し妊娠の入口をお手伝いするだけです。具体的には、細かい管を使って子宮頸管をバイパスし、事前に採取しておいた精子を子宮の奥深くに注入します。

その後の受精・着床は、自然妊娠と同じです。
1回の人工授精で妊娠する方もいますが、数回行う場合もあります。統計的には7〜8回目以降はなかなか妊娠することが難しくなるため、言い換えれば人工授精で妊娠される方は5〜6回の人工授精で妊娠されるため、それ以降は対外受精へのステップアップを含めたお話しもさせていただきます。

人工授精の安全性

精液中には精子のほかに白血球、微生物やゴミなどが存在します。
調整や抗生剤服用により母体への感染症などのリスクを減らすなど、安全管理を十分に行って施工しております。また人工授精による胎児異常発生率は自然妊娠と同じです。

人工授精が必要な人
  • タイミング療法で妊娠しなかった方
  • 男性不妊症の場合
  • フーナーテストの結果から人工授精が必要と診断された方
  • 性交不能の場合
  • できるだけ早く妊娠したいなど患者様本人からの希望
人工授精の流れ
013〜4日前:排卵日の予測と人工授精(AIH)の決定

排卵日を予測するため、超音波エコー検査による卵胞の大きさや子宮内膜厚の測定、排卵診断薬の特定(尿検査)をします。採血にてエストロゲン値を測定する場合もあります。

02当日
  • 精液採取)クリニックの採精室にて採取します。
  • 精子の調整)精液検査を行い最適な方法で運動良好精子を回収します。
  • 人工授精(AIH))排卵の予測日に従って人工授精を行います。
03後日:排卵後チェック

卵胞から排卵が行われたかどうかのチェックを行います。その後数回に渡り着床率を高めるために黄体補充療法を行います。

人工授精にかかる費用

人工授精にかかる費用は、患者様の治療内容によって大きく変化します。